C200・12・試運転

クラッチ貼り付きがどうにもなりません。
しつこくやれば分解しないで剥がれると思いますが、C200が可哀想です。
少し中を観察します。
「パキンッ」と剥がれました。
初めて開けた感じです。
昭和39年7月8日とスタンプがあります。
1964年ですね。
まだ、パッキンは大丈夫?
このシャフトが動き、ベアリング奥の突起を押し引きする事で、クラッチが切れたり繋がったりするんですね。

中を開けるか・・パッキン無いし・・どうしよう・・

見える範囲でクラッチ盤をマイナスドライバで剥がし、このまま蓋をする事にしました。
クラッチ盤が剥がれるきっかけ作りです。
後少しだけ、分解せずにチャレンジします。

エンジン掛けてクラッチ温めて、ガチャガチャ(シフトチェンジ)・・ウニウニ(クラッチレバー)・・キュッ(リアブレーキ)の繰り返し。
押し掛けも少し。

こんな事をしていたら、ワンちゃんを連れたご婦人に「可愛い顔をしてますね」とヘッドライト周りを見ながら言われました。
ワンちゃんも可愛いですよ。

クラッチ切ったままキックペダルを降ろすと、負荷がありません。
やっと剥がれました。

クラッチケーブルを調整して、早速敷地内で試運転です。
「タンタン・・タタタ・・タンッ」
走りも可愛いです。
C105とは違うシフトパターンですが、スムーズにシフトが入りクラッチが繋がります。
このまま乗れますね。
時折、キャブレターからオーバーフローします。フロートをコンコン叩くとしばらくは大丈夫ですが。

パッキンの手配をしたので、キャブレターを外します。
ゆっくり壊さないように、慎重に。
迫りくる作業終了時刻・・どうにかガソリンタンクも外しました。

明日は、ガソリンタンクの錆取りです。

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